『가모메 カルメギ』


Doosan Art Center Produce 東京デスロック+第12言語演劇スタジオ
『가모메 カルメギ』

2013年10月1日~26日 Doosan Art Center Space111[韓国ソウル市]

『가모메 カルメギ』は、Doosan Art Center創作者育成プログラム支援アーティストである第12言語演劇スタジオ主宰のソン・ギウンと、東京デスロック主宰の多田淳之介による新作であり、1930年代後半の植民地朝鮮を舞台に、チェーホフの『かもめ』を脚色します。
2013年5月にDoosan Art LABのワークショップ公演を終え、10月の本公演には韓国俳優8人と日本俳優4人が出演し、韓国語と日本語が混在するバイリンガル演劇として誕生します。
『小説家グボ氏の一日』を始め1930年代の言語と生活を探求してきたソン・ギウンの新作を、身体言語に基づいて感覚的に演出する演出家として韓国内でも注目を集める多田淳之介が再解釈し上演します。

〈ものがたり〉
植民地朝鮮の1936年の夏
新しい芸術を求める文学青年リュ・ギヒョクは、田舎の伯父チャ・ヌンピョの家で暮らしながら戯曲と小説を書いている。ギヒョクの母でありながら女優でもあるチャ・ヌンヒは、東京から日本の小説家、塚口次郎と共にギヒョクのところへ訪れる。
ある日の夕方、ギヒョクは家の近くにある湖でソン・スニムを主人公にした自分の戯曲を公演するが、ヌンヒと観客の反応に失望し、公演を中止してしまう。それから数日後、ギヒョクは自分が愛しているスニムが、塚口と近い関係になっていくことに気づき、苦しみながら自害事件を起こしてしまう。
リュ・ギヒョクとソン・スニム、塚口とチャ・ヌンヒの四角関係のほか、『カモメ』のさまざまな人物の間にさまざまな愛の感情が生まれる。そして彼らに戦争の影が近付いてくる。
(Doosan Art Center Webサイトより)


原作:アントン・チェーホフ「かもめ」
脚本:ソン・ギウン 翻訳:石川樹里
演出:多田淳之介
出演:夏目慎也 佐藤誠 佐山和泉 間野律子
ソン・ヨジン イ・ユンジェ クォン・テッキ オ・ミンジョン ホ・ジョンド ジョン・スジ キム・ユリ ホ・ジウォン

通訳/ドラマトゥルク:イ・ホンイ 照明:岩城保 舞台美術:パク・サンボン 衣裳:キム・ジヨン 小道具/メイク:ジャン・キョンスク 演出助手:ヨン・ソンホ 舞台監督/字幕オペレーション:アン・スファン 制作:キム・ヨアン シン・ガウン(Doosan Art Center) 制作協力:服部悦子 カン・ミンベク 他




©Doosan Art Center




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