『2001年-2010年宇宙の旅』


『2001年-2010年宇宙の旅』
2010年8月4日~8日 キラリふじみ 水の広場特設野外ステージ[埼玉県富士見市]

本日はご来場頂きましてありがとうございます。
アーサー・C・クラークとスタンリー・キューブリックが「2001年宇宙の旅」を書いてから52年経ちました。
映画は3Dになりましたが、いまだ叶っていないことも沢山あります。
特に宇宙のことに関しては、50年前、アポロ11号が月に行った以来パッとしません。
本当に月に行ったのかどうかもちょっと怪しい気もします。その後一度も行けていませんし。
本当は宇宙よりも、人間の方に隠された謎があるのかもしれません。
人間は、一秒後すら知覚できません。だからこそ、未来を想像したがるのでしょう。
演劇は、何と言われようと、現在のものです。その特性は、実は過去や未来を描くのに適しています。
今回の作品は、空間に演劇をインストールする、インスタレーション作品なのかもしれません。
しかし、演劇とはそもそもそういうものだとも思っています。
さあ、野外です、この紙っきれなんて鞄にしまって、2010年の世界に目を、耳をすませてお待ちください。
(当日パンフレットより)


原案:アーサー・C・クラーク「2001年宇宙の旅」「2010年宇宙の旅」
構成・演出:多田淳之介
音楽:大谷能生
出演:夏目慎也 佐山和泉 佐藤誠 間野律子 多田淳之介
日替わりゲスト:4日坂口芳貞(文学座) 5日ひらたよーこ(あなんじゅぱす)+矢野誠 6日山縣太一(チェルフィッチュ/ライン京急) 7日きたまり(KIKIKIKIKIKI) 8日SECRET!(加藤希宇くん)

照明:岩城保 舞台監督:中西隆雄 舞台監督助手:石川佳澄 舞台美術:濱崎賢二 音響:泉田雄太 音響機材提供:緒方晴英 演出助手:橋本清 宣伝美術:宇野モンド 制作:服部悦子 企画製作:東京死錠




撮影:石川夕子




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