東京デスロック unlock LAST/REBIRTH#1 『WALTZ MACBETH』



東京デスロック unlock LAST/REBIRTH#1 『WALTZ MACBETH』

第15回ガーディアン・ガーデン演劇フェスティバルin吉祥寺シアター参加
2008年5月8日~11日 吉祥寺シアター

今回はマクベスです。
そして「目の前に俳優がいること」に重きを置いた“unlockシリーズ”最終作にして、
「戯曲の現前化」を目指す新シリーズ“REBIRTHシリーズ”の第一作となっております。
なので今回は、unlockシリーズでの方法論で、戯曲を再構成し、現前化を目指すといった感じでしょうか。

更に今回は、100年前の坪内逍遙の翻訳を使用しています。ちなみに原作のマクベスは400年前に書かれています。
400年前の戯曲の100年前の翻訳を上演することで、100年後、400年後に思いを巡らせてもらえると嬉しいです。
たかだか100年前ですが、言葉の意味は結構分かりません。100年後の言葉も我々には分からないのかも知れません。
100年後は一体どうなってるんでしょう?でも教えてもらえるなら2年後位の方が知りたいですかね。

さて、未来を知った為にエライ事になった男がマクベスです。基本的には欲望の話だと思っています。
僕たちの作品は、戯曲から抽出したものを繋いで舞台化するので、舞台上では原作の物語とは別の物語が語られます。
なので、原作や言葉の意味はそれほど分からなくてもなんとかなりますが、原作を知っておいた方が密かな楽しみも増える
だろうということで、あらすじを記載しました。開演までお時間あれば目を通していただければと思います。
本日はご来場いただきましてありがとうございます。
(当日パンフレットより)


原作:シェークスピヤ 翻訳:坪内逍遙 
構成・演出:多田淳之介 

出演:永井秀樹(青年団) 石橋亜希子(青年団) 羽場睦子 山本雅幸(青年団) 佐山和泉 佐藤誠(青年団) 寺内亜矢子(ク・ナウカ) 夏目慎也

照明:岩城保 音響:泉田雄太 舞台美術:濱崎賢二 舞台監督:中西隆雄 宣伝美術:宇野モンド 制作:野村政之 服部悦子






撮影:片岡陽太



PAGE TOP ↑