東京デスロック 第7回公演CARAVAN#1 『ソラリス』


東京デスロック CARAVAN#1 『ソラリス』
2004年9月2日、3日、6日、9日 阿佐ヶ谷名曲喫茶ヴィオロン

ケルビンは惑星ソラリスに研究に来ました。すると死んだはずの妻ハリーが現れました。
驚いたケルビンはハリーをロケットに乗せて宇宙に放ちました。
先に来ていたスナウト、サルトリウスによると、
ソラリスでは、頭の片隅にある現実にはなってほしくない事が、人間の形で何度も現れるとの事です。
研究者達は、目の前の、海が作った者について悩み、
その無意味さ、自分達の無力さについて悩みます。
ケルビンとハリーの不毛とも思える愛の生活が続き、
研究者達は、その「者」を消すための研究を進めます。
研究者達と、その「者」達の運命やいかに。

今回は「ソラリス」です。
思いのほか原作にも忠実です。
いつもより文語よりの台本で、演劇を探ってみました。
偽物で勝負。という所に落ち着きました。
物語としては、これを受け入れるかどうか、というお話だ、という感じに落ち着きました。
本日は観に来て頂いて本当にありがとうございました。
(当日パンフレットより)


原作 スタニスワフ・レム「ソラリスの陽のもとに」
作・演出 多田淳之介

出演
ケルビン   夏目慎也(東京デスロック)
ハリー    石橋亜希子(青年団)
スナウト   山中隆次郎(スロウライダー)
サルトリウス 高多康一郎(RONNIE ROCKET)
レム     美館智範

スタッフ
宣伝美術  宇野モンド
演出助手  佐山和泉
制作協力  三好佐智子 水川奈津美
企画・制作 東京死錠






PAGE TOP ↑