Profile

>> Profile-English <<

《東京デスロック》


多田淳之介を中心に2001年より活動を開始。
2006年までは多田の作劇による「死に代表される、人間が逃れられないもの」をモチーフにした作品を発表、以降多田は演出のみを担当し、古今東西の戯曲の上演、所謂戯曲を使用しない演劇作品を上演する。

2007年には青年団内のユニットとして活動。
2008年度より3年間、埼玉県富士見市民文化会館キラリ☆ふじみのレジデントカンパニーとして活動。主宰の多田は2010年4月より、同館の芸術監督に公共文化施設の演劇部門では国内歴代最年少で就任。

2009年より東京公演休止を宣言、富士見市を中心に国内外の地域での活動を展開する。
2011年度より「地域密着、拠点日本」を宣言し、各地域でのワークショップなどのアウトリーチ、地域のアーティストとの合同公演など、地域に根ざす劇場、カンパニーと共に地域の芸術活動を推し進める。東京以外の国内外16都市30公演を経て、2013年1月4年ぶりに東京公演を行う。

シェイクスピアなど古典戯曲の上演では、音楽にはJポップを使用し、「ロミオとジュリエット」をだるまさんがころんだで、「マクベス」をイス取りゲームで構成するなど、大胆な演出で現代と古典を繋ぐ。時に激しい動きによる疲れや、アイマスクによる目隠しなど、俳優の身体にかかる負荷を取り入れる。
2011年の東日本大震災以降は、客席を設置せず舞台との区分けを無くし対観客、観客同士のコミュニケーションなど、観客の「観る身体」を作品に取り入れ、現代、現在を生きる人々をフォーカスしたアクチュアルな作品空間を創造する。

2011年5月にはフランス ジュヌビリエ国立演劇センターでのFestival TJCC に招聘。
2009年より韓国ソウルのソン・ギウン氏が主宰する第12言語演劇スタジオとの共同製作を毎年行い、2013年にはDoosan Art Center と両劇団の共同製作による、1930年代の日帝時代の朝鮮を背景にした『가모메 カルメギ』(原作アントン・チェーホフ「かもめ」/翻案・作 ソン・ギウン/演出 多田淳之介)が韓国で最も権威のある東亜演劇賞(第50回)にて作品賞、演出賞、視聴覚デザイン賞を受賞。演出の多田は演出賞を外国人演出家として初受賞する。

日本、東アジアを舞台に、個人から世界までを演劇の現前性によって発信する。


多田淳之介


多田淳之介主宰、演出 1976生 千葉県出身
古典から現代戯曲、パフォーマンス作品まで幅広く創作。俳優の身体、観客、時間をも含めたその場での現象をフォーカスした演出が特徴。「演劇LOVE」を公言し、劇団作品の他、地域に滞在しての市民参加作品の創作、小・中・高校でのコミュニケーション授業、大学での講義、ワークショップなどを通じて、演劇の持つ対話力、協同力を演劇を専門としない人へも広く伝える。韓国、フランスでの公演、共同製作など国内外問わず活動。俳優としても他劇団への客演や、映画、TVドラマにも出演。青年団演出部にも所属し宮森さつきと共に青年団リンク二騎の会を共同主宰する。
2010年4月に富士見市民文化会館キラリ☆ふじみの芸術監督に、公立文化施設演劇部門の芸術監督としては国内歴代最年少で就任。2013年12月に日韓共同製作作品『가모메 カルメギ』に於いて韓国で最も権威のある東亜演劇賞演出賞を外国人として初受賞。2009年〜2010年セゾン文化財団ジュニアフェロー対象アーティスト。2013年より㈶地域創造リージョナルシアター派遣アーティスト。四国学院大学非常勤講師。


=外部作品=
ポツドール「ANIMAL」「S高原から」(出演)
三条会「いやむしろ忘れて草」(出演)
CXTV「SP 警視庁警備部警護課第四係」第4話~7話(出演)

多田淳之介+フランケンズ「トランス」(演出)
神戸アートビレッジセンタープロデュース「no W here」(演出)
いわき総合高校卒業公演「平成二十二年のシェイクスピア」(演出)
キラリ☆ふじみレパートリー「あなた自身のためのレッスン」(演出)
北九州芸術劇場「冬の盆」(演出)
木ノ下歌舞伎「義経千本桜」(総合演出・演出)など
キラリ☆ふじみレパートリー「ハムレット」(演出)
渡辺源四郎商店「修学旅行~TJ-REMIX Ver.」(演出)
きたまり+Offsite Dance Project共同プロデュース「RE/PLAY(DANCE Edit.)」(演出) など


夏目慎也


夏目慎也俳優 1975年生 愛知県出身
東京デスロック旗揚げより参加。趣味はオセロ、なわとび。特技は卓球。

所属事務所 krei

=部出演作品=
キラリ☆ふじみで創る芝居「グランドフィナーレ」
CXTV「SP 警視丁警備部警護課第四係」第1話
ハイバイ「オムニ出す」
黒色綺譚カナリア派「早熟の枯れぬ少年期 花と犬」
FUKAI PRODUCE 羽衣「甘え子ちゃん太郎」
カトリ企画UR「タバコの害について」
木ノ下歌舞伎「黒塚」
A.C.O.A. 「ジョン・シルバー」 など


佐山和泉


佐山和泉俳優 1979年生 東京都出身
第6回公演「別人」よりメンバーとして参加。
劇団青年団に2022年3月まで所属。

=外部出演作品=
ポツドール「愛の渦」「夢の城」「女のみち」
庭劇団ペニノ「UNDERGROUND」
青年団「革命日記」「ソウル市民1939恋愛二重奏」
木ノ下歌舞伎「義経千本桜」 など


佐藤 誠


佐藤 誠俳優 1975年生 青森県出身
2010年よりメンバーとして参加。劇団青年団、渡辺源四郎商店にも所属。

青年団
渡辺源四郎商店

=外部出演作品=
渡辺源四郎商店「夜の行進」「小泊の長い夜」「あしたはどっちだ」「河童」
青年団「革命日記」「ソウル市民1919」「ソウル市民1939恋愛二重奏」「この生は受け入れがたし」
五反田団「生きてるものか」
木ノ下歌舞伎「義経千本桜」 など


伊東歌織


伊東歌織ダンサー 1980年生 千葉県出身
東京デスロック「CEREMONY」、多田淳之介演出作品「RE/PLAY(DANCE Edit.)」「ENTRANCE」を経て2015年よりメンバーとして参加。ダンスプロジェクトアマキオト主宰。

アマキオト

=外部出演作品=
白神ももこ振付「フェスティバルトーキョー14/春の祭典」
伊藤キム振付「go-on ~からだの森をゆく」「元素 Les elements/権代敦彦(初演)の五大元素ジャン=フェリ・ルベルの四大元素」
ひょっとこ乱舞「水」
time and locus「匿名トリップ」 「オクユキの肖像」「迷宮クリイム」「太陽は眩しい」 など
photo by bozzo



李そじん


李そじん俳優 1990年生 東京都出身
2013年に東京デスロック「東京ノート」に出演、2015年よりメンバーとして参加。こまばアゴラ演劇学校・無隣館一期生、2014年より青年団にも所属。

青年団

=外部出演作品=
フェスティバル/トーキョー アジアシリーズvol.1韓国特集 多元芸術「From the sea」
うさぎストライプと木皮成「デジタル」
SPIC×RoMT「ゴーストシティ」
青年団若手公演+こまばアゴラ演劇学校“無隣館”修了公演「S高原から」
マームとジプシー「cocoon」
ブルーノプロデュース「My Favorite Phantom」
北九州芸術劇場プロデュース「LAND→SCAPE/海を眺望→街を展望」 など


鶴巻 紬


鶴巻 紬俳優 1993年生 広島県出身
2015年よりメンバーとして参加。多摩美術大学映像演劇学科卒業。

=外部出演作品=
天ぷら銀河「母なるじじい」(作・演出:伊東翼)
「放課後のこ」(作・演出:濱野ゆき子)
CREATIO ATELIER THEATRICAL act.01「蛙昇天」(演出:長塚圭史) など


原田つむぎ


原田つむぎ俳優 1993年生 福島県出身
2015年よりメンバーとして参加。日本大学藝術学部演劇学科演技コース卒業、2019年よりヌトミックにも所属。

ヌトミック

=外部出演作品=
Cui?「きれいごと、なきごと、ねごと、」「止まらない子供たちが轢かれてゆく」
Cui?×お布団「止まらない子供たちが轢かれてゆく」「エデン瞬殺」
アジア舞台芸術祭 国際共同ワークショップEXT上演会「Possi and the rice field」 など


松﨑義邦


松﨑義邦俳優 1994年生 島根県出身
2015年よりメンバーとして参加。日本大学藝術学部演劇学科演技コース卒業

=外部出演作品=
雲劇プロデュース 「scattered(deeply)」(作・演出:田辺剛[下鴨車窓])
シアタープロジェクト静岡 「美しきものの伝説」(作:宮本研 演出:桐山知也) など


得地弘基


演出部 1991年生 富山県出身
2015年より演出部として参加。自身では劇団お布団を主宰し、演出等を担当。また外部で俳優、映像としても活動。

お布団

=外部参加作品=
Cui?「きれいごと、なきごと、ねごと、」共同演出・出演・一部映像
Cui?「止まらない子供たちが轢かれてゆく」演出助手・映像(共同)
Cui?×お布団「止まらない子供たちが轢かれてゆく」「エデン瞬殺」演出 など


石渕貴士


教員 福島県出身
東京デスロック旗揚げより、第5回公演「余力」まで俳優として参加。
一時故郷福島で教鞭を篩うが、2008年より都内で教鞭を篩い、現在は三宅島にて教鞭を篩っている。



PAGE TOP ↑